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9月12日から中野区議会定例会が始まり、私は日本共産党議員団を代表し、本会議質問をおこないました。
【本会議質問の主な内容】
▶︎物価高騰からくらしを守る対策について(子育て世代や低所得者などへの臨時給付金、燃料費や食材費の助成)
▶︎中野区多様性及び人権を尊重するまちづくり条例について
▶︎平和行政の充実について
▶︎生活保護行政の改善と拡充について
▶︎聞こえの支援について
▶︎哲学堂公園などにある運動施設の管理について
▶︎上高田四丁目17番〜19番地区地区計画等案について
質問全文はこちらからアクセスできます。
6月上旬には、日本共産党議員団として、物価高騰対策の緊急要望を区長へ提出しました。8月下旬に中野区が示した物価高騰対策には、この緊急要望の内容が多く盛り込まれました(下記参照)。日々、お寄せいただく生活相談やお一人おひとりの声が、議会質問や要望内容の原点になっています。物価高騰の影響はスピードも深刻さも増しているだけに、引き続き、迅速かつ更なる対応を求めていきます。
【区が検討中の主な物価高騰対策】
▶︎区立小中学校給食費の負担軽減(9月14日補正予算成立)
▶︎プレミアム付区内商品券事業(9月14日補正予算成立)
▶︎私立幼稚園・保育所・民間学童クラブの光熱費補助
▶︎介護・障害福祉事業所の光熱費補助
▶︎公衆浴場燃料費の助成額増額
6月7日、区長へ提出した物価高騰対策の緊急要望全文はこちらからアクセスできます。
地域アンケートへのご協力
ありがとうございました!
今年3〜5月にかけて実施したアンケートでは、300人近い方から返信をいただきました。新型コロナ対策では、検査体制の拡充や陽性となった場合の治療および療養体制の充実を求める声が多く届きました。同時に、地域課題や要望も具体的に記されていました。多くの声を寄せていただいたことに感謝申し上げます。今後も、ぜひ、あなたの声に学ばせてください。
平和の森公園の運用は利用者などの声を反映したものに
寄せられた声:平和の森公園の多目的運動広場の個人利用枠を増やして欲しい。
現状と今後:現在、個人利用は、毎週水・土曜日の13〜17時となっています(夏は19時まで)。また、団体利用の時間帯に予約がない場合は、夜間を除き、自由利用時間の扱いとされています。公園内の他の部分も含め、公園利用者の声がきちんと反映されるよう、引き続き、求めていきます。
学校の安全対策・環境整備を
寄せられた声:学校の統廃合により、令和小への通学距離が長くなった。通学路の安全対策が必要です。平和の森小学校の新校舎建設を1日も早くおこなって欲しい。
現状と今後:いずれも前区長のもとでの学校統廃合計画により、児童にしわ寄せがいっています。本来、統廃合はすべきではありませんでしたが、現状で可能な対策を引き続き、求めていきます。
新井薬師公園の喫煙所の対策を
寄せられた声:新井薬師公園に設置された喫煙所から、子どもが遊んでいるところへ煙が流れてきて副流煙が心配です。
現状と今後:東京都受動喫煙防止条例などの施行を踏まえ、区立公園での禁煙化とともに、一定の規模がある公園のみ分煙化されました。分煙化された公園は、新井薬師公園・哲学堂公園・平和の森公園など区内6公園です。特に、新井薬師公園は児童館もそばにあるため禁煙化が望ましいと考えます。中野区へ声を届けていきます。
名勝哲学堂公園の樹木は大切に
寄せられた声:哲学堂公園の再整備では、強引な樹木の伐採はやめて欲しい。
現状と今後:酒井区長が公約に基づき、前区長のもとで策定された再生整備計画は白紙撤回となりました。現在、区民委員参加のもと、保存活用計画検討委員会がおこなわれています。
旧上高田小学校の跡地活用は住民みんなで議論を
寄せられた声:避難場所、また、特養ホームや子どもの居場所などとして、どう活用するか、地域の声をしっかり聞いて欲しい。
現状と今後:「区立小中学校施設整備計画(改定版)」では、2026(令和8)〜2028(令和10)年度にかけて、第七中学校の代替校舎としての活用が予定されています。その後は未定です。跡地活用については、地域の声が反映されるよう求めていきます。
上高田四丁目団地建替えを含む地区計画は丁寧な合意形成を
寄せられた声:計画を知らない人も多いので、丁寧な説明とともに住民の意見をきちんと聞いて欲しい。
現状と今後:団地の建替えとともに、都市計画公園や区画道路の整備が予定されています。9月半ばに2回の説明会がおこなわれましたが、「中野区は住民の一つひとつの疑問や不安に真摯に対応し、合意形成を大前提にしたまちづくりを」と、区議会でも求めました。
道路の安全対策を
寄せられた声:桜が池通りと上高田中通りが交差する場所をはじめ、信号無視をしたり、一時停止をせずに通行する車や自転車が多く、非常に危ない。何か安全対策を検討して欲しい。
現状と今後:カーブミラーの設置や注意喚起の案内板など、できる対策はないか、警察や中野区とも協議をしていきます。
桜山通りJR土手の桜と菜の花の景観を大切に
寄せられた声:樹木診断の結果、残せる桜はきちんと残して欲しい。
現状と今後:これまで、来住区議とともに、桜並木と菜の花の景観を守るために住民の皆さんと力をあわせてきました。引き続き、中野区やJRにも働きかけていきます。
地域アンケートの自由記述欄に寄せられた、その他の声
住まい
公園・みどり
子育て
環境・ゴミ
防災
この他にも、障がい者雇用、地域図書館、西武新宿線の地下化、自転車マナー、動物との共生、ベンチ設置などに関する声が寄せられました。
中野区「憲法擁護・非核都市」宣言40周年
平和の森公園での記念植樹
終戦から77年目の夏。8月15日は、中野区「憲法擁護・非核都市」宣言の日でもあり、今年で宣言から40周年を迎えました。平和の森公園では記念行事として、広島市から寄贈されたアオギリの苗木の植樹式がおこなわれました。20年前に植樹されたアオギリは公園西側で大きく育っています(左写真)。この苗木もみなさんとともに、大切に育てていきたいです。
制度紹介 Part⑥ご存じですか?「もの忘れ検診」
認知機能検査や医師の問診をもとに認知症の早期発見と対応につなげることを目的に、9月1日から、もの忘れ検診が始まりました。75歳の区民の方は、申し込み不要で、すでに受診券が送付されています。70〜74歳の区民の方は、申し込み制です(窓口来庁か郵送)。検診は、区内52か所の医療機関にて2023年2月末までおこなわれ、費用は無料です。認知症の疑いがあった場合は、専門の医療機関が紹介されます。
問い合わせ先:中野区役所6階4番窓口 地域包括ケア推進課 TEL 3228-5785
浦野さとみプロフィール
1980年千葉県松戸市生まれ(42歳)。2003年3月、千葉医療福祉専門学校・作業療法学科卒。同年4月、作業療法士として中野共立病院・リハビリ室入職。2008年リハビリ室主任。2011年3月、8年間勤めた病院を退職し、中野区議会議員選挙立候補、初当選。現在、3期目(厚生委員会、危機管理・感染症対策調査特別委員会〈委員長〉に所属)。趣味:竹富島への旅行、ゆずさんや秦基博さんのライブに行くこと、ソフトボール、野球。
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日本共産党中野区議会議員 作業療法士 浦野さとみの区政報告 ほっこり通信No.104(2022年10月1日発行)