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国際水準では「ありえない」

 広島でおこなわれていたG7サミットが終わりました。期間中、世界各国のNGOはメディアセンターから少し離れた小さな公民館に押し込められての発信を余儀なくされたとのことです。昨年のドイツでのG7サミットでは、NGOと記者が同じメディアセンターのスペースで作業していたとのことです。しかし、今回、広島では分離され、かつ、写真の記事にある通り、メディアセンターには朝昼晩に豪華バイキングや常時軽食が準備されていた一方で、NGOの方々がいた公民館には水さえ置いていなかったとのこと。ある国際NGOスタッフが、「日本政府が市民社会をどう捉えているのかよくわかった。国際水準からみてありえない」との発言は全くその通りです。しんぶん赤旗社会部の三浦部長は、『この結果、日本のメディアの多くは核兵器禁止条約に触れず、核抑止力論を押し出した「広島ビジョン」を褒めまくりました。被爆者や平岡元広島市長は「ヒロシマの思いを踏みにじった」と怒っているにもかかわらずです。核兵器の廃絶を究極の彼方においやる声明を褒め称えることなんてできません』と。私も同感です。