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ほっこり通信

NO.129(2025年7月1日)

あなたの声で取り組みが進みます
民有地へのベンチ等設置補助がスタートします

 

要望
ホッと一息つける、気軽に座れるベンチがあるといい
買い物途中、腰かけられる場所があると助かります
他の自治体には歩道上にベンチが沢山あります

 

 

調査
他の自治体のベンチ設置状況を調査
●世田谷区:公共空間においてベンチ等を設置する場合の具体的な手引として、座れる場づくりガイドラインを2018年に策定。
●中央区:毎年設置を進めており、中央区ベンチマップを作成。新規に設置した箇所が分かるように可視化されている。

 

 

提案(区議会で繰り返し取り上げてきました)

● 2024年2月
浦野の質問
中野区都市計画マスタープランでは、子どもや高齢者、障害者にとって暮らしやすい生活環境の整備が挙げられている。その一つとして、誰でも歩きやすく、気軽に座れる場所というのは大事な観点の一つではないか。

区の答弁
歩行者が気軽に座れるような場所の確保等にも取り組んでいきたい。

 

● 2024年9月
浦野の質問
区内の設置状況の把握、全庁横断的に検討を進めていくべきではないか。

区の答弁
全庁横断的に取り組んでいきたい。

 

● 2024年12月
区の考え
2025年度に新たな取り組み案として、「公共的な空間において気軽に腰かけられるスペースの確保を推進し、歩きたくなるまちづくりを推進していく」ことが示される。

 

● 2025年2月
浦野の質問
「歩きたくなるまちづくり」を推進するためには、設置補助などの一つのメニューのみではなく、積極的な仕組みづくりも必要。道路上でのスペースの確保、施設更新の際に意識的に設置していくことなども大切。現時点での検討状況は?

区の答弁
民有地へのベンチ設置補助だけでなく、区が管理する土地や施設においても気軽に腰かけられるスペースの確保を積極的に進めていくことが大切であると考えている。区道、公園や区有施設などにおいて適切なスペースがないか、順次、調査を進めていきたい。

 

 

実現
2025年8月から、設置補助が始まります。

 

 

中野区ベンチ等設置補助について

補助制度の目的
歩きたくなるまちづくりに向けた取組の一つとして、土地所有者等の理解・協力のもと、民有地においても歩行者等が気軽に腰かけられるベンチ等の設置を促し、区民や来街者が快適に歩くことができる都市環境の実現を推進する。

 

補助制度の概要

▶︎補助対象者
区内に土地を所有する者、又は土地所有者の同意を得た者 (個人、法人問わない)

 

▶︎設置場所
道路等の公共的な用途として利用されている空間から目視可能で、誰もが自由に安全に立ち入ることができ、かつ車両及び歩行者の通行の支障にならない場所 (都・区が管理する土地を除く)

 

▶︎補助金額
上限10万円(対象ベンチ等の購入費及び運搬費等)

 

▶︎補助対象となるベンチ等
販売店等において購入可能な既製品のベンチ等で座面及び背面の大半に国産木材が使用されたもの

 

▶︎ベンチ設置後の保守管理
設置した対象ベンチ等について、設置後は交付決定を受けた者が適切に管理する

 

問い合わせ先
中野区都市基盤部 都市計画課都市計画係(中野区役所9階)
TEL 03-3228-8964
E-mail tosikeikaku2@city.tokyo-nakano.lg.jp

 

制度の充実、「歩きたくなるまちづくり」の推進へ、引き続き力をあわせます

 

 

浦野さとみプロフィール

1980年千葉県松戸市生まれ(44歳)。2003年3月、千葉医療福祉専門学校・作業療法学科卒。同年4月、作業療法士として中野共立病院・リハビリ室入職。2008年リハビリ室主任。2011年3月、8年間勤めた病院を退職し、中野区議会議員選挙立候補、初当選。現在、4期目(厚生委員会・スマートウエルネスシティ調査特別委員会)。趣味:竹富島への旅行、ゆずさんや秦基博さんのライブに行くこと、ソフトボール、野球。

 

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