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ほっこり通信

NO.122(2024年7月15日)

 新庁舎での初めての区議会定例会がおこなわれました。新本会議場での3日間の本会議一般質問には、毎日、20~35名程の方々が傍聴に来られ、新たに設置された親子傍聴席(写真)も利用されました。9月から始まる次定例会からは、本会議のライブ配信も始まる予定です。より開かれた議会へ、引き続き、力を尽くします。

 

 

補聴器購入費の助成がいよいよ、始まります

申請受付開始:8月1日(木)

対象:以下の①〜④のすべてに該当する方

❶中野区に住民登録を有する65歳以上の高齢者

❷耳鼻咽喉科での聴力検査の結果、中等度難聴(40dB以上70dB未満)と診断された方、または、中等度難聴には当てはまらないが、耳鼻咽喉科医が補聴器の装用が必要と認めた方

❸世帯の生計中心者の前年の合計所得金額が350万円未満の方

❹障害者総合支援法に基づく補聴器購入費の支給を受けられない方

助成額:補聴器1台につき、45,000円を上限とする。両耳への装用が必要と耳鼻咽喉科医が認めた場合は、2台分、90,000円を上限とする

要件:

❶聴力検査を行う医療機関は、耳鼻咽喉科の医師であること(区内・区外は問わない)

❷購入後も、継続的に補聴器の調整及び機器保守を適切に実施する必要があるため、公益財団法人テクノエイド協会が認定する「認定補聴器技能者」が在籍する店舗で補聴器を購入すること(区内・区外は問わない)

❸補聴器購入後、継続的に補聴器を使用するため、概ね4週間程度のアフターフォローを受けること

問い合わせ先:TEL 03-3228-5632(地域包括ケア推進課在宅サービス係・中野区役所3階3番窓口)

補聴器助成に関するホームページはこちらからご確認いただくことができます

 

 

国立・都立・私立に通う子も、今年度も、すべての小中学生が給食無償化に

【相当額の支援内容】

小学生1人あたり62,000円

中学生1人あたり75,000円

 中野区では、昨年度10月から、すべての小中学生を対象に実質的な学校給食無償化が始まりました。今年度も継続することを願う署名2300筆とともに、区議会に提出された陳情が、昨年末に全会一致で採択されました。私たちも議会質問などで繰り返し求め続けてきました。その結果、今年度、区立学校在籍の児童・生徒に対しては、年度当初から開始されることになりました。

 一方で、区立学校在籍の児童・生徒以外への支援のあり方については、まだ確定していませんでした。今議会の中で、新たな考え方と補正予算が示され、今年度も、国立や私立などに在籍する児童・生徒がいる家庭への給食費相当額の支援がおこなわれることになりました。11月頃に申請書が送付される予定です。

 

 

過去5年間で、最多の生活相談 -生活が苦しい状況が続いています-

問われ続ける「公」の役割

 以下の表は、中野区の生活援護課が窓口となって対応した相談件数、その中から生活保護の申請・決定に至った件数、扶養照会の実施件数など、この5年間の実績です。 相談件数は、コロナ初年度(2020年度)に急激に増加しました。その後、2022年度も高止まりし、2023年度はさらに増加しました。それだけ、生活苦が長期化している状況がみてとれます。都庁下で、民間団体の皆さんが毎週おこなっている食料支援に訪れる方も、700人超えが常態化しています。「公」の役割が、問われ続けています。生活にお困りの際は、ためらわず、ご相談ください。

▲中野区が作成した 「生活保護の申請は国民の権利です」と記したポスター

 

【中野区の状況(議会答弁や区からの聞き取りをもとに作成)】

2019年度

生活援護課で対応した相談件数 3625

生活保護 申請件数 765 開始件数 729

扶養照会 実施世帯数(実施率)186(25.5%)

金銭的援助に繋がった世帯数 1

 

2020年度

生活援護課で対応した相談件数 4350

生活保護 申請件数 918 開始件数 889

扶養照会 実施世帯数(実施率)186(20.9%)

金銭的援助に繋がった世帯数 1

 

2021年度

生活援護課で対応した相談件数 3942

生活保護 申請件数 794 開始件数 762

扶養照会 実施世帯数(実施率)73(9.6%)

金銭的援助に繋がった世帯数 0

 

2022年度

生活援護課で対応した相談件数 4354

生活保護 申請件数 796 開始件数 767

扶養照会 実施世帯数(実施率)61(8.0%)

金銭的援助に繋がった世帯数 0

 

2023年度

生活援護課で対応した相談件数 4884

生活保護 申請件数 852 開始件数 801

扶養照会 実施世帯数(実施率)63(7.9%)

金銭的援助に繋がった世帯数 0

※扶養照会実施率は、小数点第二位を四捨五入しています

 

 

住民アンケートご協力のお願い

 日本共産党議員団では、定期的に住民アンケートをおこなっており、今年度も7~8月を目安に実施します。議会質問や新年度予算に向けた要望などに、生かしていきます。ぜひ、あなたの声をお聞かせください。こちらからも、回答できます

 

 

INFORMATION

区議会定例会のお知らせ(予定):9月10日(火)~10月21日(月) 請願・陳情〆切:8月30日(金)

 次定例会では、2023年度決算(みなさんの税金がどのように使われたか)について、審査します。私・浦野は、決算特別委員会での総括質疑(一問一答)をおこないます。ぜひ、傍聴へお越しください。

 

浦野さとみ質問予定日時:9月19日(木)15:30頃〜

●本会議:9/10・11・12、10/3・21

●決算特別委員会:9/12・17・19・20・24・25、10/2

●決算分科会:9/26・27・30

●常任委員会:10/7・8・9 

●特別委員会:10/11・15・16

 

朝は、中野駅北口・新井薬師前駅・沼袋駅で、夕方は、新井薬師門前交差点・薬師あいロード入口、新井交差点などで、定例宣伝をおこなっています。街頭は、皆さんと対話できる大事な場の一つです。お気軽にお声がけください。

 

 

浦野さとみプロフィール

1980年千葉県松戸市生まれ(43歳)。2003年3月、千葉医療福祉専門学校・作業療法学科卒。同年4月、作業療法士として中野共立病院・リハビリ室入職。2008年リハビリ室主任。2011年3月、8年間勤めた病院を退職し、中野区議会議員選挙立候補、初当選。現在、4期目(総務委員会、少子化対策・地域包括ケア調査特別委員会〈委員長〉に所属)。趣味:竹富島への旅行、ゆずさんや秦基博さんのライブに行くこと、ソフトボール、野球。

 

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弁護士をはじめ、各専門家などと連携しながら、解決に力を尽くします。

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