一人ひとりの声を区政へ
夏は区内各団体の皆さんに懇談の機会をいただき、さまざまな声を伺いました。共通していたのは、物価高騰の影響が深刻になっていることでした。また、新庁舎において改善が必要なこと、各制度の改善や拡充などの要望も寄せていただきました。これらを行政に届けながら、また、声をあげにくい方々の実態を可視化しながら、制度の改善や必要な施策を求めていきます。これからも、ぜひ、あなたの声をお聞かせください。
アンケートのご協力、ありがとうございました
夏から秋にかけて実施した住民アンケートには、多くの方から返信をいただきました。早速、議会質問や区長へ提出した要望書にも反映をさせていただきました。引き続き、政策提案などにも生かしていきます。集計結果については、あらためてご報告いたします。
決算特別委員会で総括質疑をおこないました
―多くの方の傍聴、ありがとうございましたー
2023年度決算、国民健康保険、生活再建型の債権管理、子どもの貧困対策、子どもの意見表明、高齢者の補聴器助成、ひきこもり支援、環境、生活保護、まちなかでのベンチの設置などについて、質疑をおこないました。要旨は中面でご紹介しています。
総括質疑の要旨
▶︎生活再建型の債権管理 ※税や保険料の滞納をSOSを捉え、生活再建に繋げていくこと
浦野
2020年に課題を整理し、2021年から3年かけて強化するとしていたが未だ制度構築できていない。組織のあり方も含め再検討を。
区の答弁
生活困窮者の生活再建に繋がるような支援が必要と考えている。債権管理の組織や体制について検討していきたい。
▶︎子どもの貧困対策
浦野
実態調査に基づき、様々な施策を実施してきたことは重要。今年度実施の高校入学支援金も評価する。区独自の給付型奨学金についても検討を。
区の答弁
給付型奨学金制度を含め、進学や就学に向けた支援のあり方の検討を進めたい。
▶︎省エネ設備助成の拡充
浦野
蓄電システム、高断熱窓・ドア、太陽光発電など補助メニューを増やしてきた。猛暑が続き、今年度は8月で予算が上限に達し、現在、募集を中止している。補正予算などの対応も検討すべき。
区の答弁
直ちに補正予算を組むことは考えていない。次年度以降も補助事業をおこなっていく。
▶︎国民健康保険の負担軽減を
浦野
中野区が独自でおこなっている負担軽減対策は継続を。同時に、保険料を上げ続けないと成り立たない構造上の問題に対し、国や都へ強く改善の働きかけを。
区の答弁
特別区(23区)全体の保険料の動向を踏まえ考えていきたい。
▶︎まちなかでのベンチの設置を
浦野
世田谷区のように横断的な部署が関わって、気軽に座れてホッとできる場となるベンチの設置の議論を進めていくべき。
区の答弁
全庁的に横断的な取り組みを進めていく。
▶︎生活保護のスティグマ解消を
※スティグマとは・・ネガティブなレッテルや様々なバッシングにより周囲から否定的な意味づけをされること
浦野
中野区地域福祉計画で「生活保護のスティグマ解消を目指す施策を実施する」との方針が初めて盛り込まれた。他自治体では例がなく、とても重要。申請や相談のハードルを下げるため、更なる工夫や改善を。
区の答弁
今後も引き続き、生活保護制度の正しい周知や丁寧な相談対応をしていく。
中野駅新北口駅前エリア(旧中野区役所・中野サンプラザ)の進捗状況
想定工事費の急激な増加により、現在の事業計画どおりの事業着手が困難であり、認可申請を取り下げたことが施行予定者から中野区へ報告されました。このことにより、「旧中野区役所および中野サンプラザ解体スケジュールの見直しや維持管理費の負担」「現行の施設計画の変更」「新庁舎の建設費用に充てるとしていた転出補償金の年度内受け取り」などに影響が生じます。適切な事業費の算定とともに、区民負担の増加や区民サービス削減に繋がらないようにすることが求められます。
ご安心ください
「マイナ保険証」をつくらなくても「資格確認書」で受診できます
現行の健康保険証は12月2日から新規発行が停止され、「原則廃止」となります。しかし、廃止後も最長で1年間は発行済の健康保険証は使用できます。また、マイナ保険証に切り替えない場合には、健康保険証の代わりとなる「資格確認書」が発行され手元に届くため、問題なく医療受診が可能です。
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)
身体障害者手帳の交付対象
新型コロナウイルス感染症5類移行後、様々な公費負担も減り、検査や治療のハードルが非常に高くなっています。コロナはただの風邪ではなく、気軽にかかっていい病気ではありません。検査や治療に対する支援や公費負担の拡充、感染はしないほうがいいという大前提のもと、基本的な感染対策のアナウンスを、あらためて要望しました。
同時に、後遺症などに苦しんでいる方がいないような雰囲気にも非常に危機感を持っています。一定以上の障害が継続する場合には、身体障害者手帳の認定基準に該当します。例えば、千葉市では、そのことのアナウンスがされています。中野区でも、きちんと周知すべきと提案し、中野区のホームページ上にも記載されました。
日本共産党が提案した意見書の賛否 (〇=賛成、×=反対) ※①は、立・国・ネ・無会派と共同提案
①訪問介護の基本報酬引上げ等を求める意見書
立・国・ネ・無(11人)○
自民(8人)○
公明(8人)○
都ファ(3人)○
無所属(7人)○(6人)×(1人)
共産(5人)○
結果 可決
②生活保護費の引上げと夏季加算の制度化を求める意見書
立・国・ネ・無(11人)○
自民(8人)×
公明(8人)×
都ファ(3人)○
無所属(7人)○(4人)×(3人)
共産(5人)○
結果 可決
あなたの困ったに、とことん力あわせます
-くらし なんでも相談会-弁護士も参加
次回:11月18日(月)午後3時〜6時
次々回:12月16日(月)午後3時〜6時
介護のことで悩んでいます
生活が苦しい
使える制度を教えて欲しい
誰にどう相談していいかわからない
相続のことで弁護士さんに相談したい
下記から事前予約をお願いいたします
e-mail:urano@jcp-seven.jp
携帯電話:090-8049-4784
公式LINEのチャットからも相談を受け付けています
お気軽にご相談ください
INFORMATION
区議会定例会のお知らせ(予定)
11月27日(水)~12月12日(木)
請願・陳情〆切:11月18日(月)
今年は、各議員の質問項目や順序、委員会の審査日程案の事前公開をはじめ、 委員会報告資料の当日開会前公開、 資料閲覧のためのPC持ち込み、本会議ライブ中継が開始するなど、開かれた区議会への取り組みが大きく前進しました。今後は、各委員会のライブ中継など、さらに開かれた区議会へ、引き続き力を尽くします。
●本会議:11/27・28・29、12/12
●常任委員会:12/3・4・5
●特別委員会:12/6・9・10
※朝は中野駅北口・新井薬師前駅・沼袋駅で、夕方は新井薬師門前交差点・薬師あいロード入口などで、定例宣伝をおこなっています。お気軽にお声がけください。
浦野さとみプロフィール
1980年千葉県松戸市生まれ(44歳)。2003年3月、千葉医療福祉専門学校・作業療法学科卒。同年4月、作業療法士として中野共立病院・リハビリ室入職。2008年リハビリ室主任。2011年3月、8年間勤めた病院を退職し、中野区議会議員選挙立候補、初当選。現在、4期目(総務委員会、少子化対策・地域包括ケア調査特別委員会〈委員長〉に所属)。区議団幹事長。趣味:竹富島への旅行、ゆずさんや秦基博さんのライブに行くこと、ソフトボール、野球。
地域のこと、身近なお困りごとなど、お気軽にご相談下さい。
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