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前向きな変化を

 生活保護の扶養照会にかかわり、杉並区ではあまりにもひどい対応がおこなわれていました。

(参考)小林美穂子さんの続編記事

【衝撃発言】生活保護申請で扶養照会拒否の申出書を受け取らなかった、杉並区の呆れた開き直り

 

 本日、杉並区議会で日本共産党の和氣みき区議が扶養照会問題を取り上げ、今年度は大幅に扶養照会率が下がっていることがわかりました(2021年度は生活保護申請者の80.3%に扶養照会を行っていましたが、今年度は27.7%まで大幅に低下)。申請者の意思を尊重する方向も示されました。

 

 この間、多くの方が粘り強く声をあげ続ける中、今回の前向きな変化を歓迎します。岸本区長の認識も、行政の姿勢として、とても大切なことだと思います。

 

 生活保護行政は、ブラックボックス化しやすい分野です。ひとつひとつ、当事者の声を可視化していくこと、そして、改善・拡充へ、中野区でも引き続き、こだわって取り上げていきたいと思います。