区議会定例会が終わりました
4月の区議選後、初の区議会定例会が7日(金)に終わりました。5月の区議会臨時会に向けた連日の会派代表者会、そして、今定例会に向けた準備など約2か月半、緊張の連続でした。会派代表の重みを実感する毎日です。定例会直前でコロナ感染し、前半は穴をあけてしまい、準備していた一般質問も取り下げ、羽鳥区議に託すことになりましたが、多くの方々に支えていただきました。力不足を感じながらも、長年の住民の方々の取組みが前進したり一致点を大切に意見書を可決できたりすることは、本当に嬉しいことです。すぐに、9・10月の議会に向けた準備が始まりますが、引き続き、5名の議員団、皆さんと力あわせていきます。
今定例会で審査をした、主な意見書や陳情の賛否です。
「インボイス制度の実施延期を求める意見書」が賛成多数で可決。区民委員会での陳情採択を受け、賛成した区民委員会委員により提出した意見書です(写真)。
■賛成:23(立国ネ無10・都ファ3・無所属5、共産5)
■反対:18(自民8・公明8・無所属2)
一方で、「消費税インボイス制度導入の中止を求める意見書を政府に提出すること」を求めた陳情は、不採択に。とても残念ですが、「延期」を求めた意見書が可決されたことを力に、引き続き、力あわせ取り組みます。
■賛成:18(立国ネ無10・無所属3・共産5)
■反対:23(自民8・公明8・都ファ3・無所属4)
日本共産党議員団5名が提案者となった2つの意見書です。
①「有機フッ素化合物(PFAS)汚染に対する早急な調査と対策を求める意見書」は、可決しました。
■賛成21:(立国ネ無10・無所属6=むとう・石坂・小宮山・立石・井関・斉藤・共産5)
■反対20:(自民8・公明8・都ファ3・無所属1=吉田)
②「健康保険証の廃止撤回を求める意見書」は、残念ながら、否決となりました。
■賛成17:(立国ネ無10・無所属2=むとう・井関・共産5)
■反対24:(自民8・公明8・都ファ3・無所属5=石坂・小宮山・立石・吉田・斉藤)
「加齢に伴う難聴を改善するため、補聴器購入費助成等の支援策を求める陳情」は、都ファ3名のみの反対で、賛成38で採択。約2年前には継続審査から不採択となった同主旨の陳情が、今回、採択できたことは本当に嬉しいです。粘り強く署名などに取り組んだ、住民の方々の力です。