今夜の中野演説会。ご参加や情報拡散、ありがとうございました。7人の議員団実現へ、それぞれの想いを3分でお話しました。私は、自身がこだわって取り組んできた、生活保護の問題に限ってお話しました。以下、一部ご紹介します。
「4期目に挑戦をいたします、浦野さとみです。私はこの4年間、初めて経験するコロナ禍で、日本共産党の一議員として、何ができるのかをずっと模索してきました。一人ひとりの生きづらさを解決するのが政治の役割です。困難な時こそ、それを支え、守るのが政治の役割ではないでしょうか。
そうした思いから、私自身、生活保護行政の改善に、とことん力を入れて取り組んできました。それは、生活保護制度は最も弱い立場の方を守り、誰もが利用する可能性があるからです。そして、立場が弱い方への姿勢は、住民全体への姿勢に繋がるからです。
また、生活保護の基準は、最低賃金や年金、介護保険料や保育料など、あらゆる基準のベースとなります。だから、まさに、みんなの問題です。安倍政権のもと、3年連続で生活保護基準の引き下げがおこなわれてきましたが、「引き下げは違法」との判決が次々と地方裁判所で出されています。
私たち議員団は、生活保護制度への偏見や誤解をとき、相談のハードルを下げるため「生活保護の申請は権利」というメッセージをきちんと示すべきと、繰り返し求め、都内では初めてとなる中野区独自のポスター作成を後押ししてきました。昨年に続き、あらたなデザインのポスターが、区のお知らせ版や区有施設に貼りだされています。行政の姿勢として、非常に大事なことです。
さらに、生活保護利用者一人ひとりの自立へ向け、働きたい・学びたいという思いを支援するためには担当ケースワーカーの体制確保は不可欠です。前区政のもとで開始された生活保護ケースワーク業務の外部委託問題、生活保護にかかわる窓口が新庁舎に入らないという問題も、区民や専門家の方々と粘り強く取り組み、新庁舎に生活保護に係る窓口が全て入ることになりました。5年間で18名のケースワーカーを増やす計画にも繋がりました。
あきらめずに声をあげれば、政治は必ず変えられると、強く実感しています。私自身、一人ひとりの声に学ばされ続けてきた4年間でもありました。あなたの声は必ず政治を動かし、くらしをよくしていく力になります。これからも、ともに力あわせます。