新年にあたり
物価高騰が続く中で実質賃金は増えず、くらしはますます苦しくなるばかりです。政治の果たす役割が問われ続けています。あなたにとって一番身近な自治体である中野区が、これまで以上に「公」の役割を果たすことが一層求められます。
私が区議会で取り上げる質問の大半は、日々お寄せいただくあなたの声が原点です。その声がもとになり、粘り強く取り上げてきた課題が実現したり改善につながったりした時ほど、嬉しいことはありません。
政治の主役であるあなたの声にこれからも学びながら、その声を可視化し、行政とくらしを結ぶ役割をこの地域で発揮できるよう、今年も全力を尽くします。
あなたと力あわせ、一歩一歩、区政の前進へ
中野区が新年度に検討している主な取り組み(案)が示されました
※議会質問や要望書の中で取り上げてきたものが多数、盛り込まれました。また、2024年秋に質疑した高齢者補聴器や再エネ機器などの補助について、12月の区議会で補正予算での対応が示されました。あなたの声が区政を動かしています。
多様性・住みやすいまちづくり
若者・高齢者
区有施設・商店街
子ども
防災・環境
中野サンプラザ・旧中野区役所跡地の
再開発事業の状況について
「中野サンプラザはどうなるの?」との声が多く寄せられています。急激な物価高騰に伴う工事費の急騰などにより、事業計画どおりの事業着手が困難であり施行認可申請を取り下げたことが、野村不動産から中野区へ報告されました。今後、2025年3月を目途に、事業計画の見直し方針やスケジュールが区議会に示される予定です。
2024年12月の区議会で示されたこと
[用途構成割合の変更]
昼間(オフィス) これまで 4 今後 2以下
夜間(住宅) これまで 4 今後 6
交流(商業・ホテル・ホール) これまで 2 今後 2以上
現在の事業者
・工事請負会社 清水建設
・再開発の施行予定者
代表事業者:野村不動産
共同事業者:東急不動産、住友商事、JR東日本
事業費の変遷
当初の提案 1810億円
2022年12月 2250億円
2023年11月 2500億円
2024年1月 2639億円
2024年10月 約3600億円
日本共産党議員団が求めていること
❶事業に遅れに伴い、本来は中野区が負担するはずのない費用について、施行予定者へ負担を求めること(現在の建物を解体できないことで生じる維持管理費や固定資産税など、4億1千万円/年)
❷これに伴い、住民サービスの抑制や削減などをおこなわないこと
❸現状について、住民へのきちんとした情報共有と対話
※①②について、中野区はその姿勢であることをあらためて明らかにし、野村不動産から「区の実質負担については、施行予定者として責任をもって対応する」との回答がありました。一方で、今年度中に中野区が野村不動産から受け取る予定であった転出補償金(400億円)の受け取り時期が未定となりました。そのため、充当する予定であった新区役所の整備費やサンプラザの借金返済などを一時的に工面する必要が生じます。そのあり方についても、2025年3月までに示すとしています。
日本共産党が提案した意見書の賛否 (〇=賛成、×=反対)
選択的夫婦別姓制度の早期実現を求める意見書
立・国・ネ・無(10人)○
自民(8人)×
公明(8人)○
都ファ(3人)○
無所属(7人)○(6人)×(1人)
共産(5人)○
結果 可決
INFORMATION
区議会定例会のお知らせ(予定)
2月10日(月)~3月21日(金)
請願・陳情〆切:1月30日(木)
今年最初の区議会定例会では、新年度予算についての審査をおこないます。私は本会議質問に立つ予定です。ぜひ、傍聴へお越しください。区議会ホームページからは、本会議のライブ配信をご覧いただくことができます。
浦野さとみ質問予定日時:2月13日(木)午後3時頃〜
●本会議:2/10・13・14・17、3/7・21
●予算特別委員会:2/17・19・21・25・26・27、3/6
●予算分科会:2/28、3/3・4
●常任委員会:3/11・12・13
●特別委員会:3/14・17・18
浦野さとみプロフィール
1980年千葉県松戸市生まれ(44歳)。2003年3月、千葉医療福祉専門学校・作業療法学科卒。同年4月、作業療法士として中野共立病院・リハビリ室入職。2008年リハビリ室主任。2011年3月、8年間勤めた病院を退職し、中野区議会議員選挙立候補、初当選。現在、4期目(総務委員会、少子化対策・地域包括ケア調査特別委員会〈委員長〉に所属)。区議団幹事長。趣味:竹富島への旅行、ゆずさんや秦基博さんのライブに行くこと、ソフトボール、野球。
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