今年に入り、生活保護に関する相談が一段と増えています。本日朝も、お一人同行させていただきました。少しでも生活保護制度へのハードルを下げるため、特にX(旧Twitter)での発信をおこなっています。しかし、発信の度に必ずと言っていいほど、デマや噂を信じた誤った認識での差別リプや制度利用を批判するコメントが届きます。
その度に、日本で補足率が2割にとどまる理由に納得し、自民党中心におこなわれてきた度重なる生活保護バッシングや自己責任論の罪深さを痛感します。同時に、ともに声をあげる方々にとても励まされます。
何度でも繰り返しますが、生活保護の基準は最低賃金・就学援助・保育料・介護保険料・難病医療助成・障害福祉など様々な制度に影響します。バッシングはいずれあなたの生活に跳ね返ります。むしろ、すでに跳ね返っている可能性も高いです。
制度は使われてこそ意味があります。これは生活保護以外の制度も同様です。収入が約10万円以下の方、住まいを失う可能性がある方など、どうかためらわずにご相談ください。みんなの問題としてみんなのくらしを良くするために、生活保護制度の改善とスティグマの解消へ、これからも力を尽くします。