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緊急のSOS

 先週土曜日、「はじめまして、○○と申します。Twitterでの活動報告を以前から拝見させていただいております」と、Aさんから連絡がありました。仕事と住む場所を失い、ホームレス状態とのことで、緊急の対応が必要でした。土曜日夜は、Aさんの手元にわずかに残っていた所持金でネットカフェへ。昨夜は、いつも、お世話になっている、つくろい東京ファンドの稲葉さんや佐々木さんに力をお借りして、「せかいビバーク緊急お助けパック」を使わせていただきました。

 

 本日、生活保護申請に同行し、無事に終わりました。そして、今夜からは、つくろい東京ファンドさんの個室シェルターに入らせていただくことになりました。「生活保護のことに取り組む議員さんがいるところなら安心できると思って」と、連絡を下さったきっかけを話して下さったAさん。とても励まされます。今回も、つくろい東京ファンドの皆さんとの連携なしには、こうした支援にはなりませんでした。感謝しかありません。

 

 同時に、民間の支援団体の皆さんが、がむしゃらに支援に奔走し続けている・し続けないといけない状況を、「公」である行政・政治・政治家は、重く受け止めなければいけません。
行政がいかに制度のことを発信するか、その姿勢も含めて、とても大切ということも、あらためて実感します。

 

 生活保護に限らず、いまある様々な支援制度を知らない・少しは知っていても窓口がわからない・知ってはいるが利用することに躊躇いがあるという方は、少なくありません。
だからこそ、制度の正しい内容とあわせ、「躊躇わずにまずは相談を」というメッセージを、行政が工夫しながら発信し続けることが重要です。

 

 Aさんは、今後、住まい探しとともに、希望されている医療的なケアへと、一歩ずつ力をあわせられたらと思います。Aさん、勇気を持って連絡下さりありがとうございました。これからも、みんなで力あわせます。