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政治の責任で

 今週、中野区議会は各常任委員会・特別委員会がおこなわれます。本日、私が所属する厚生委員会では、5つの議案審査とともに報告に対する質疑の中で、「新型コロナの感染法上の位置づけが5類に引き下がることについて」、確認しました。私は、「5類になるからと言って、ウイルスの病原性や感染力が変わるわけでも弱体化するわけでもない。感染対策をしなくて良い、流行が終わったなど、区民の方々に誤ったメッセージになるようなことは、絶対にあってはいけない」と求めました。保健所長からは、「新規陽性者数は減少傾向にあるが、感染しないということにこしたことはない。区として、引き続き、必要な感染対策の実施、区としてできる対応は継続をしていくことは変わらない」との答弁がありました。

 東京民報3月5日号掲載の【新型コロナの5類移行に関わる都の対策の変化】では、東京都がおこなっている無料PCR検査や検査キットの配布は終了予定です。一部で継続もありますが、基本的には終了となります。先日、都議会で、とや都議が、「政治の責任を後退させることはあってはならない」との立場から知事を質しましたが、引き続き、中野区での対応も、その立場で求めていきます。