区議会最終日、新型コロナウイルス緊急対策として約1億4千万円の補正予算案が提出され、本会議にて全会一致で可決しました。内容は、事業者が融資制度を利用する際の利子補給の負担軽減(負担利率なし)、保健所の電話相談窓口等の体制強化、防護服セット・マスク・手指消毒剤の購入などです。
しかし、例えば、目黒区では3月分の学童クラブ保育料を全世帯免除、豊島区では就学援助の対象児童・生徒に休校期間中の昼食費支援など、自治体によって、様々な取り組みがおこなわれています。今回の融資制度で利子負担は減るものの、いずれは返済しなくてはならず、すでにお客さんの減少により営業継続が困難になりつつあるお店にとっては、融資ではなく助成を求める声も寄せられています。そのため、今回の補正予算にとどまらない、幅広い分野での支援が必要であることを、委員会で求めました。
さらに、区の情報発信や区民への情報提供のあり方については、区民の方々から沢山の不安や懸念が寄せられていること、例えば、江戸川区のように考え方を示し、的確な情報発信をおこなうことを、重ねて求めました。