来年6月に予定されている都議会議員選挙に立候補する決意を致しました。
中野区選出の議席は、これまでの定数4から1議席減り、3議席を争う大激戦となります。
都民のくらしと命を守る日本共産党の大切な議席を、現在の植木こうじ都議から必ず、引き継ぐ決意です。
区議として2期(現在6年目)、住民の皆さんの切実な要求を実現するため、日々、取り組んできました。
区議会議員として活動する中で、本当に多くのことを教えていただき、また、学ばせていただきながら、お寄せいただく声を議会へ届け、少しでも区民の皆さんにとってよりより区政となるよう議会内外で皆さんと力をあわせてきました。
その中で、国や東京都の制度が中野区の政策決定に与える、また、影響を及ぼすことも強く感じてきました。
東京都の豊かな財政力を、どのように活用していくのか。
都民のくらし、そして、命や健康を守っていく、「住民の福祉向上」という地方自治の本来のあり方が、大きく問われています。
区民の皆さんの声を都政の場へ届けながら、都政をおおもとから転換する。
このことが、都民、そして、中野区民の皆さんの「福祉向上」に大きくつながると確信しています。
いま都政では、築地市場の豊洲移転問題をはじめ、オリンピック施設の問題などが連日のように報道されていますが、これらの問題に都民の立場で一貫して追求してきたのが日本共産党都議団です。
前回の都議会議員選挙で17名へ倍増したことによって、議会での発言時間、調査力がさらに威力を増し、提案型で論戦をリードしてきました。
そうした日本共産党都議団の議席をさらに増やすことは、これまで以上に都政の転換につながっていくことになります。
「医療・介護の現場の実態・声を政治の場に届けたい。1人1人がその方らしく、誰もが大切にされる社会をつくっていきたい。」
こうした思いが私の原点です。
この原点を都政の場で、強い決意をもって、日本共産党の中野での大事な議席を引き継ぐため、全力を尽くします。
2016年10月20日 浦野さとみ