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本会議質問③(聞こえの支援について)

 本会議一般質問と答弁概要について、掲載しています。

〇が質問、→赤字が答弁の概要です。

 

次に、3、聞こえの支援について伺います(2問)。

 

 これまで、聞こえの問題に関しては、加齢性難聴への支援として補聴器補助制度の創設や聴力検査を健診項目に加えることなどについて、繰り返し、取り上げてきました。補聴器補助は、来年度からあらたに港区や三鷹市でも事業開始のための予算計上がされるとのことです。あらためて、中野区での制度実施を強く要望致します。今回は、聞こえの支援をおこなう上で、聞こえの問題への理解を深めることの重要性について伺います。

 

 軽度~中等度難聴は推定で1300万人とも言われています。障害者手帳に該当しない人、該当していても取得していない人も多数います。軽・中度度の難聴は、社会でも認識が浸透しておらず誤解も多いと言われています。そのため、当事者が孤立することにも繋がっています。原因は多岐にわたり、幼少期からも起こります。しかし、日本では、聞こえについて学ぶ機会が殆どないため、子どもに軽度の難聴がある場合でも、気づかずに発見が遅れることがあります。また、発見されても大きな問題とみなさないことも少なくありません。

 

〇子どもの成長にも影響を与えることから、適切な支援はもちろん、聞こえの問題についての理解を深めていくこと、学校教育の中でも取り組んでいくことが重要と考えますが認識を伺います。

→中野区では、きこえとことばの通級教室を桃花小学校に設置し、難聴の子どもたちに障害について理解や聞こえの支援豊富尾、コミュニケーション手段などの指導をおこなっている。また、保護者や教員の障害に対する正しい理解も必要である。各校の特別支援教育コーディネーターを対象とした研修などを通して、難聴に対する一人ひとりのニーズにあった支援や合理的配慮について理解を深めていく。周囲の子どもたちの理解も重要であるため、全校で取り組んでいる障害者理解教育の中で難聴の子どもたちについても取り上げるよう促していく。

 

 自らも幼少期から軽度の難聴があるCLEAR JAPANの宮谷真紀子さんは、聞こえの教育は不可欠とし、聞こえの問題についての理解・普及のために、独自調査などもおこないながら精力的に取り組まれています。耳にやさしい「かきくけこ」として、か:書く、き:希望をきく、く:口元をみせる、け:掲示する、こ:言葉を言い換えることが大切ともおっしゃっています。

 

〇聞こえの問題はコミュニケーションの基礎となります。聞こえの問題を年齢問わず共有していくことが大切です。聞こえのチェックリストを作成したり、聞こえに関する講座を積極的に開催したりするなど積極的におこなうべきです。見解を伺います。

→難聴に支障がある場合は、円滑なコミュニケーションが困難になるなど、日常生活において様々な影響が生じることから、聞こえの問題は区民が抱える健康課題の一つであると認識している。今後、聞こえに関する講座の開催などについて、他自治体から情報収集をおこなうなど、適宜、工夫に努めていく。

 

2016年以前の記事は旧・ホームページでご覧ください。